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2005.12.30 fri

 今年最後の営業が終わりました。

 2005年12月31日午前1時過ぎ。

 mofgmonaよ、また1年お疲れさま。来年もその調子でよろしく頼むよ…。俺たちもがんばるからさ。

 あと、お客さんたちもありがとう(笑)。来年もよろしく(ほんとうにほんとうにありがとうございました。来年も何卒ご愛顧の程よろしくお願い申し上げます!)。



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2005.12.29 thu

 今年最後の貸切パーティーでした。

 パーティー中に幹事さんがプロジェクターに流していた「セロニアス・モンク」のDVDがとてもおもしろそうだったので、パーティーが終わってから貸していただきました。お正月に観させていただきます。楽しみ。


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2005.12.27 tue

 今年最後の定休日。mofgmonaの大掃除をしました。

 ズボン破けてます。

 スタッフの宮良さんがすごく丁寧に窓掃除をしてくれました。みんなやり始めるとかなり細かいところまで気になってくるようで、ずいぶんきれいになりました。予定してた時間の倍くらいの時間をかけて、終わったときはもう深夜1時ころ。でも、まだやりたりない様子でした。大掃除ってそういうもんです。

 終わったあとは、「わさび(近くのスナックビル内にある深夜までやってる小料理屋)」に夜食を食べに行きました。てんぷらすしセット1000円。深夜には重いがてんぷらさくさくでうまい。あと大将がキャラ立ってて魅力的。

 ところで、僕はまだ家の大掃除が残っています。年内にやり切れるのか。



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2005.12.24 sat

 言わずと知れたクリスマスイブ。
 うれしいのです。クリスマスという日にご飯を食べる場所にmofgmonaを選んでくれることが。ほんとにありがとう。


 僕は無宗教の人間です。大人になってクリスマスはクリスチャンの人たちがやるイベントなのだと気がついてからは、どうも節操なくクリスマスに盛り上がる自分が気恥ずかしくもあります。でも、なんか僕にとって全否定できないのがクリスマスなのです。

 僕の一番古いクリスマスの記憶は、多分3才くらいのときのクリスマスの記憶です。そこは昔家族4人(両親と妹と僕)で住んでた小さなアパートの部屋で、テーブル(多分コタツ)を囲んでみんなが座ってます。部屋の明かりは薄暗くて、テーブルの上には金色の天使がロウソクの火でくるくるとまわる置物がおいてあります(これと同じものを探して最近手に入れ、この時期mofgmonaにおいてます)。その炎に照らされてるみんなの顔。それとクリスマス用のアイスケーキ。かなりささやかではあるけど、ほんとに幸せだったと思う。

 うちの親も別にクリスチャンではないので、街の雰囲気にのせられていたのだと思う。でも、多分妹と僕を喜ばせようとそんなことをしていた気持ちに嘘はなくて、そのせいでその一場面は僕のとても幸せな記憶として今も残っているのだと思う。

 クリスマスというイベントは、毎年僕に結構幸せな思い出をつくってくれています。多分、多くの人がそうなのではないかと思います。

 「踊らされてる感」と「幸せの記憶」の間で、なんだかいつもクリスマスは少し困る。



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2005.12.14 wed

 やきもの工房ナマケモノの伊藤さんを訪ねました。

 ファン多し。

 仕事の話しで行ったのに、結局夕飯に呼ばれておいしいお酒と鍋をいただきました。

 ご馳走さま。

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2005.12.13 tue

 お休みだったので、久しぶりにすごくうまい肉まん屋「tangtang」に行ってきました。相変わらずうまかった。

 tangtangの近くの塀の上にイグアナがいます。たいていいます。ほとんど動かない。巨大です。運がいいと、そこのおうちのおじさんがいて、いろいろ教えてくれます。

 ね。

 お話しを伺うと、おじさんの娘さんが10何年か前(娘さん当時学生)にえんぴつみたいな大きさのこのイグアナを買って来たそうな。家では娘さんの肩に乗って過ごすなどイグアナ家族のような暮らし。でも名前はない。娘さんは家を離れ、イグアナ残る。ものすごく人に慣れたイグアナは、こうして誰をも怖がらず塀の上で日向ぼっこを続けているのです。

 かわいいかと聞かれれば、身の上話を聞くとこの老イグアナがなんかかわいく思えてくる。

 是非tangtang行ったら、このイグアナにも会いにいくことをお勧めします。



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2005.12.8 thu

 月刊handsの方が、取材に来られました。この一年を振り返る内容のアンケート形式でした。
 
 取材に来てくれてありがとう。多分他の方は簡単に答えられるような内容だった(シンプルな質問でした)と思うのですが、自分のところでやたらと時間がかかってしまったのではないでしょうか。申し訳ありません。あまり上手にまとまった答えを言うことができませんでした。

 掲載のスペース的には、きっと小さいはずですよね(掲載されなかったりして)。アンケートの答えが一言ずつ載るんだと思います。僕の言葉をどういう風に一言にまとめるのかわかりませんが、きっと大変に違いないと思います。ごめんなさい。そして、上手に話しを聞いてくれてありがとう。

 あと、僕は音楽とか流行とか全然詳しくありません(好きなものはありますが、すごく狭い範囲で生きてるんです)。ごめんなさい。

 僕はともかく…、mofgmonaをどうぞよろしく。


 でもね、楽しかったですよ。かなり。
 また来るといいな。


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2005.12.6 tue

 読谷の北窯にふらっと行ってきました。また、夕方ね。

 途中、虹を見た。

 端から端までの大きな虹。

 しかも、うっすら二重ですね。

 北窯。

 そしたら、窯入れの真っ最中でした。

 丁寧に器が登窯に収められていきます。

 邪魔にならないように。邪魔にならないように。じーっと見てきました。

 もうすぐ、火が入ります。

 楽しみです。

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 今日はmofgmonaの定休日です。夜には、キッチンスタッフが集まって料理を作りながら、ひとつひとつ確認&改善の検討作業しました。

 アボガドとルッコラの生ハム巻き。

 とても時間がかかる作業ですが、とても大事な作業です。
 
 で、おなかいっぱい。

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2005.12.5 mon

 ストーブを出しました。

 寒い。それなりに。

 このストーブも4年目です。今年もよろしく。


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2005.11.27 sun

 mofgmona no zakkaに、この間読谷&恩納村に行ってきたとき連れて帰ってきたうつわたちが並びました。


 左はHanaさん。右は與那原さんのうつわ。



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2005.11.21 mon

 夕暮れに思い立って、読谷村の北窯に行ってきました。

 ちょっと久しぶりのやちむんの里は、夕闇が迫っているというのに、日が落ちるのが早いこの時期のせいでか、来月の陶器市のせいでか、暗くなってもいくつかの工房の中には蛍光灯の下で働いてるひとが見えた。でも、外は当たり前のように「しん」としていて、草や木や石ころと一緒に巨大な登り窯が、もっとずっと大きな夜という風景に溶けてしまいそうになってた。

 なぜか懐かしいと思った。沖縄に来て10年になるけど、なんだかふと、目の前の風景がちょっとどっか古い記憶と似ていることがあって、とても懐かしい気持ちになってしまうことがある。夕闇の読谷の風景もそうだった。なんでだろうと考える。なんでだろう…。

 ああ、そうか。この夕闇は、日が短くなってきた東京郊外の夕闇と似てるんだ。沖縄では、この時期やっと日が短くなるけど、この感じは東京の秋の入り口くらいだろうか。夕闇の中、自然が残ってて、でも働く人がいるこの風景は、確かに僕が子供のころに見た風景とちょっと似てる。

 でもさ、全然違うよね。そう、ちょっとどっか似てただけで。
 
 そこは読谷で、めいっぱい読谷そのものの魅力的な風景なのです。

 僕は、ここでは、未だに「ないちゃー」で、未だに「旅」してる…。そう考えると、少しせつない。の、です。うん。



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2005.11.20 sun

 どんよりとしているなとは思っていたが、気がつかないうちに雨が降り出していた。
 静かです。
 客足は多くありません。
 ホームページに使おうと思ってイラストを描く。3枚描いてわからなくなる。

 近所で、今日お通夜みたい。ご近所さんに聞くと、70代後半の奥さんがなくなったらしい。面識はないはず。平均寿命と言えばそれまでだけど、まだ若いと思う。あでもそうか、平均寿命ということは大体その年齢までに半分くらいの人は亡くなってしまうのだ。

 と、思って、ちょっと調べてみると男は78.64歳、女は85.59歳(厚生労働省平成16年簡易生命表)なんだって。しかも、日本では大多数の人がその平均寿命の前後3年くらいに亡くなるらしい(WHOの世界健康レポート2000年版、1990年の日本の平均余命分布)。

 確かに半分くらいの人は平均寿命前に死んでしまうが、大多数の人は平均寿命マイナス3年くらいまでは生きられるということみたいだ。そして、平均寿命以上生きてもその後3年以内にほとんど亡くなってしまう。ほんとかな…。

 やっぱりご近所の奥さんはちょっと若い。ご冥福をお祈りします。

 うちのじいさんは、一昨年98歳で亡くなった。僕も平均寿命なんて、ぶっちぎってできるだけ長生きしたいなと、雨を見ながら考える。。



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2005.11.19 sat

 雑誌「沖縄市場」の撮影があった。次の号に沖縄県産の花の特集というのががあるらしく、その記事の写真を撮る場所としてmofgmonaを使ってもらった。mofgmonaスタッフも、モデル(!)として登場(多分、顔はわからないと思います)。

 沖縄県産の花といっても、沖縄に自然に生えてる植物じゃないんだよね。考えてみれば当たり前なんだけど。見たことないような花がいっぱいでした。いつもは、その辺で摘んできた草花を飾っているので、なんだか格の違う花たちに圧倒されましたよ。花を生ける人たちも勿論上手で、ものすごい手際の良さかつ繊細に大きな作品(「作品」と言っていいと思います)を次々と作り上げていっていました。ちょっと料理人っぽいと思いました。

次号の沖縄市場が楽しみです。

 というわけで、今だけちょっと華やかなmofgmonaになっています。が、すぐまた元の地味な雑草mofgmonaに戻るはずです。

ではでは。



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2005.11.17 thu

 この間、うちのハーブの話しを書きましたが、育てるのが難しいハーブに対して、mofgmonaの入り口の屋根の上に茂らせているブーゲンビレアはどんどん勝手に育っていってます。3年もたつとなかなか立派なものになりますね。

 本部にある「新垣ぜんざい」(知ってますか?とってもおいしい老舗のぜんざい屋です)のブーゲンビレアに憧れて、小さな苗から育て始めたmofgmonaのブーゲンビレアですが、今となっては、初めて来る人が目印に使えるんじゃないか思うくらい立派に成長しました。

 どうですか?

 よく見ると、ブーゲンビレアの根元が植木鉢なのですが、気がついたらもう根がその下の花壇の土に伸びていて、植木鉢は取れなくなっていました。恐るべし、ブーゲン…。


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2005.11.13 sun

 大家さんの奥さんから、ハーブをもらった。

 大家さんちは、自宅の敷地内で「畑」をやっている(「家庭菜園」と呼ぶには大きすぎるし本格的すぎる)。mofgmonaでもハーブを育てているのだが、初心者の僕はなかなかうまくいかない。ローズマリーはなかなか根付かないし、ミントやバジルは虫にやられる。

 キッチンのスタッフ麻子さんがそんなハーブたちをちょびっとつもうとしていると、大家さんの奥さんに「料理に使うの?」と声をかけられた。呼ばれるままに大家さんの畑に行ってみると、mofgmonaの小さなハーブたちと同じ植物だとは思えないくらい巨大化したハーブたちが育っていた。
 ローズマリーはもうちょっとした「木」になっているし、ミントやバジルは雑草のように生い茂っている。奥さんは、こちらの話しもあまり聞かないうちにそんなハーブをどんどんと収穫して渡してくれる。あっという間に手にかかえきれないくらいになった。

 さて…。

 うーん。あまりにハーブの育て方のレベルが違いすぎで、びっくりです。これから、いろいろ教えてもらって、うちのハーブも「木」みたいにするぞ!待ってろ、うちのハーブたち!

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2005.11.9 wed

 すごいシークレットライブが、mofgmonaでありました。

 NUUちゃんとナガヅミくん、だいほくんのライブです。いろんなタイミングが合って、たまたまやってもらうことができました。また、やってくれるといいな。

 カワラヤで遊んでる3人。

 ほんとに楽しいライブをありがとう。

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2005.11.7 mon

 祭りのあと…。

 みなさん、どうもありがとう。昨日は、とても幸せな一日でした。

 11月2日(水曜日)から始まった「おおきなヤシの木の下で。」から、昨日のパーティーまでの3周年イベントを振り返ってみます。

おおきなヤシの木の下で。

いつもの”かわらや”がこんなことに。

おばあもHanaさんのうつわを買ってくれた。

3周年パーティーにもたくさんの人が…。

 瓦家の庭では、ライブと屋台が出店しました。
 まずは、「waking on part」で幕開けです。夕方の空にサックスとトロンボーンが響き渡ります。
 そして、「光嶋香」さんのスライドショーは、鮮やかで自然を美しいと感じる彼女の気持ちが観る人の心にもそのまま流れ込んでくるようでした。
 次は何度もmofgmonaで演奏してくださっている「近藤ヒロミ」さんの演奏。いつものようにとてもかわいうつくしいアフリカの楽器の音色で、ささやくように歌ってるうたも、実はほんとにかわいらしいちょっとおかしな歌詞。「にゃー。」
 「山城穂積」さんのスライドショーは、生々しく男らしい写真。息を呑む瞬間がなんども訪れる。100人くらいの人がいるのに、しーんとして庭で鳴く虫の声だけが聞こえてくる。そんな写真の数々でした。

 ここまでが、瓦家の庭でやったもの。屋台も出てました。七輪で焼き鳥や野菜を焼いたり蒸したりしてくれた「ひょうたん」。焼き菓子やトムカーカイ(知ってる?)を用意してくれたコザのカフェ「woma」。ご近所カフェの「cafe lotta」はタイカリーを出してくれました。沖縄そばの「ぐるぐる」は、お店で大人気のじゅーしーをおにぎりにして出店。パークアベニューのおすし屋「su-su-soon」はゴーヤーやアボガドのおすしなど。mofgmonaも飲み物とプリンとピックルスを用意しました。

 さて、ここで120人大移動。瓦家からmofgmonaまで(歩いて67歩)来てもらいました。

mofgmonaに集まってくれたみなさん。

 ぎゅうぎゅうに座ってもらったお客さん。
 ここで、だいぶみなさんを待たせてしまいました。ごめんなさい。辛抱強く待ってくださってありがとう。

 ついに始まった「CINEMA dub MONKS」のライブは、あっというまにお客さんを別の世界に連れて行ってくれます。今回のはどんな物語だったんでしょうか。僕は、ブルースハープとウッドベースが絡み合うように勢いに乗ってくる「叫びきった後に前に動き出す男」のシーン(自分解釈)が印象的でした。って言っても、どんなシーンかは聞いてる人の感性によるので、みんな違うかもしれません。

乾杯です。

 ライブ後には、シャンパンまで出てきてみなさんにお祝いしていただきました。
 ほんとにどうもありがとう。

ナガヅミくんの歌声にみんな聞きほれました。

 その後、スペシャルゲストは、「ナガヅミ」くんでした。ほんとに素晴らしかったです。だいほくんとすごい楽しそうに歌ってる姿にみんなも乗せられて一緒に楽しめたと思います。ほんとありがとう。

 
 mofgmonaは、またちょっとづつ成長しながらできれば末永くやっていきたいと思います。みなさん、これからもどうぞよろしくお願いします。


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2005.11.2 wed

 今日から「おおきなヤシの木の下で。」が始まりました。初日からたくさんの方が遊びに来てくれました。

 夜中に週末の3周年イベントの準備をちょいとやりました。



 なんだと思いますか。福木のはっぱにmofgmonaのmの字を書いてみました。
 3周年イベントでのお楽しみということで…。


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2005.10.30 sun

 来週の水曜日(11月2日)から、やきもの工房ナマケモノのHanaさんと写真のはあこさんのコラボレート展「おおきなヤシの木の下で。」が始まります。瓦家では今日からその準備が始まっています。

不思議なものを並べるHanaさん

 はあこさんの写真は立体的な工夫がいろいろされているみたい。
 これから3日間かけて、飾っていくのです。楽しみ。


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2005.10.29 sat

 こんなメールを流しましたよ。
 以下メールより。

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 こんにちは。
 mofgmonaのごうです。晴れたり雨が降ったりの夕方で世界がきれいです。

 mofgmonaの3周年パーティーの詳細です。mofgmonaと瓦屋の両方(歩いて67歩。)を使ってパーティーです。
 音楽と写真とやきものと食べ物と飲み物でみんなで楽しめるといいなと思っています。どうぞ老若男女問わず、お誘いあわせの上おいでください。天気が良ければ、瓦家の庭も気持ちいいはず…。
 あと、今さらですがおとくな前売りチケットがあります(ほんといまさら。でもおとく)。ご利用ください。

mofgmona
the 3rd anniversary party
11/6(sun)
展示「おおきなヤシの木の下で」 12pm〜
ライブ 5pmころ〜
前売り \1500 当日 \2000(ともに1ドリンク別オーダー制)

〇音楽
CINEMA dub MONKS(ライブ)
walking on part(ライブ)
近藤ヒロミ(ライブ)
and more...

〇やきもの
Hana(やきもの工房ナマケモノ「おおきなヤシの木の下で」)

〇写真
はあこ(展示「おおきなヤシの木の下で」)
山城穂積(スライドショー)
光嶋香(スライドショー)

〇食べ物
ひょうたん(七輪焼き)
cafe lotta(カリー)
woma(フォー)
ぐるぐる(おにぎり)
mofgmona(ピックルス)

〇飲み物
mofgmona

ひょっとしたらお客さんとして来ていただくかもしれないアーティストの皆様。飛び入りしてくださいね。
あと、ライブはここでは言えないくらいスペシャルなゲストが来る予定です。まじです。
ほんとに段取り悪いmofgmonaは、3周年イベントすらこんな調子です。皆様のご参加お待ちしております。
そして、前売りチケットほしい方はmofgmonaに直接来ていただくか、このメールに返信してください。

「おおきなヤシの木の下で」は、11/2(wed)3pmから、6(sun)までの5日間やっています。販売もしていますので、ほしいのを確実にゲットしたい方はお早めにどうぞ。

ではでは。

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 そうなんですよ。3周年パーティーです。スペシャルゲストは、言いたいけど言わないことにします。
 気になる方はメールください。→mofgmona@nirai.ne.jp



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2005.10.23 sun

 今夜のmofgmonaは貸切パーティーでした。

 結婚式の2次会だそうです。なんかいいです。あのはちきれんばかりに幸せそうな人たちが、幸せそうな顔して「お騒がせしました。ありがとう。また来ます。」とか言ってくれるのです。単純だけど、こういうのってほんとにこちらも幸せな気持ちになります。こちらこそどうもありがとう。

 それにしても、結婚かあ…。


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2005.10.14 fri

 久しぶりにgoogleで「mofgmona」って検索してみました。そしたら、出てくるはずのない(と思い込んでいた)このホームページが一番最初に出てきました。

 え?検索サイトって登録しないとでてこないんじゃないの?どういうことだろう。未だわかりません。
というか、とりあえず、登録しなくても出てくるものだという結論だけ飲み込んでおこう。

 そんな疑問より大事なことは、このホームページが人目に触れる機会が増えちゃったということだ。今までは、リンクもほとんど貼ってない(はず)だし、このホームページをみるためには、わざわざ上のアドレスバー(だっけ)に「http://mofgmona.com」とか打ち込まなきゃいけなかったから、滅多なことじゃこのホームページを誰かが見ることはないだろうと思っていた。でも、これからは誰かが、「mofgmonaって、どんな店なの?」とか思って、「mofgmona」って検索したら、簡単にこのホームページにたどり着いちゃうってことだ。そして、あげくにこのものすごく私的なエンターテイメント性ゼロのmofgmona日誌にたどり着いちゃう人もいるってことだ。…まずいな。油断してた。どうしよう。デジカメも壊れてるし。いや、ほんとに困った。トップの写真とか、いろいろ変えたほうがいいよな。というか、こんな文章打ってて大丈夫なのかな。…アクセス数ってどうやったらわかるんだろ。

 ちょっと勉強しよう。

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2005.10.9 sun

 昨日に続き、今日もお客さんがたくさん来てくださいました。3連休、恐るべし…。

 忙しいのは良いことなんですが、やはりお食事や飲み物を出すのにいつも以上に時間がかかってしまい、せっかく来ていただいたお客さんが、嫌な思いをされてないかとても心配しています。小さな厨房で、丁寧にしかも大急ぎでサラダを盛り付けたり、コーヒーをドリップしたりするのですが、だいぶお待たせしてしまっているように思います。これは、mofgmonaの抱えるかなり重要な課題です。もっとスムーズにできるようなんとかしなければ。

 そんなmofgmonaに嫌な顔せずに付き合ってくれるお客さま方、本当にいつもありがとうございます。mofgmonaは、ほんとにお客さんに助けられてばかりの気がします。

 でももうちょっとどうにかしないと、ほんとに愛想つかされますね。…がんばります。

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2005.10.7 fri

 以下、張り紙。
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 親愛なるご近所の皆様へ
 3年前の2002年10月、やはりこんなふうに張り紙をしたのが、この店mofgmonaの始まりでした。

 あのときは、「これからどうぞよろしくお願いします」という張り紙でした。この道をいつも通る皆さんが、その張り紙を目にして、少しづつお店に入ってくださるようになりました。あのときは、お客様が一人入ってくる度に緊張で手が震え、どきどきしながら、一つ一つの作業を行なっていました。お客様には数々のご迷惑をおかけしたと思います(未だにいたらないところは多いと思いますが)。そんな一ヶ月で潰れてしまうかもしれないと本気で思っていたmofgmonaは気がつけば、今月で3年が経ちます。信じられないです。でも考えてみれば、オープンから現在までの間に、高校1年生のときから来てくれていた男の子が進学で内地に行ってしまったり、仕事が変わって遠くに行かれる方がいたり、逆に職場が近くなったり、大学の入学とともに通うようになってくれたり、よくみかけるお子さんが大きくなっていったり、3年という時間の経過を感じさせることがたくさんありました。もちろん、変わらず通ってくださる皆さんには感謝のしようもありません。

 「ここにこんな店があるなあ」とmofgmonaの存在は知ってくださっていても、入ったことはないいう方も大勢いらっしゃると思います。そんな皆さんにも、やはりとても感謝しています。僕達としては、急にこんな店を作ってしまって、ご近所の人たちは受け入れくれるのだろうかと、とても不安なところがありました。こうして、なんとか3周年を迎えられるのも、寛大にこの店を受け入れてくださったこの地域の皆さんのおかげだと思います。

 もちろん、mofgmonaはいつまで続くかわかりません。オープンしたときと同じようにあと一ヶ月で潰れる可能性だってないとは言えないのです。ただ、僕らとしては、まだまだ成長の必要があるこのお店とともに、自分達も成長して、少しづつ時間を重ねていければなと、強く願っています。3年前の張り紙にも書いていましたが、やはり今でも皆さんがmofgmonaに対して感じることや気になることがありましたら、是非気軽に伝えていただきたいと思います。

 やり始めたときに冗談と本気半分で言っていた「目指せ!老舗!」は、未だ心に残っています。どうぞ末永く、暖かい目で見守ってくださるよう、よろしくお願いします。
 2005年10月某日   mofgmona 一同


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2005.10.3mon

 大学一年のときからずっと一緒にやってきた、船冨敦子がmofgmonaを去った。
 「フナちゃん」とは一言では言えないかけがえのない経験をとてもたくさん共有した。全てを思い出すことが無理なくらい…。でもそういう経験がお互いに今の自分の血となり肉となっていることを感ぜずにはいられないと思う。
 大げさに言えば夢とか、そこまでではなくてもこんなふうな自分になりたいという、あるいは試したいという気持ちはいつでも起こりうるし、そういうのが起こったらそれに進むべきだと思う。mofgmonaもそんなふうに作ったから…。でもまあ寂しくて、朝まで涙の送別会でした。

 フナちゃん、今まで一緒に居てくれて本当ににありがとう。
 mofgmonaは心強い新しいスタッフと共にまた少しづつ前に進んで行きたいと思います。
 …おつかれ。

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2005.9.25 sun

 今日は、mofgmona no zakkaの模様替えをしました。
 
 お店の真ん中に大きな台を作って、その上に入ってきたばかりの大嶺實清さんのお皿ややきもの工房ナマケモノの「きなり」シリーズなんかを並べてみました。
 
  楽しいです。

 さて。どれかをうちに連れて行こうか…。

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2005.9.24sat

 今日は、大嶺實清さんの工房の窯だしに行ってきました。

 登り窯から順番に出されたうつわ達は、工房の中に集められ、しんと出番を待っていました。
 一緒に行ったスタッフの光嶋さんと二人、じーっとそいつらを見つめて、どれもすばらしいうつわなんですが、特に心にとまるものを探していました。並べられたうつわから、時折チリン、チリンと小さい音が聞こえてきます。これは貫入と言って、窯から出したばかりのうつわが冷えていくときに、釉薬と土の収縮率の違いで外側の釉に小さなひびが入るときに聞こえる音です。すばらしいうつわの生まれてくるその空気の中で、ただただ気持ちの良い時間を過ごさせていただきました。

 というわけで、その後に伺ったやきもの工房ナマケモノのうつわとともに、今mofgmona no zakkaでは、新しいうつわ達が顔を揃えています。

 あー、楽し。

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2005.9.14

 今月から新たにmofgmonaに2人のスタッフが入りました。
 昨日はその歓迎会をしました。昼間は真栄田岬まで泳ぎに行って、夜はうちでBBQをしました。

賑やかな我家のキッチン。

 くたくたになるまで遊んで、お酒も飲んで、ぐっすり眠りました。
 皆さん、お疲れ様でした。新人さんもこれからよろしくお願いします。

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2005.9.2sun

 今夜はDINKA DUNKのライブが瓦家でありました。
 台風が近づいて来ていて、風があり高さが10mくらいある椰子の木の葉が、時折音を立てて揺れていました。そんな音や雰囲気すら、DINKA DUNKの世界の一部になってしまうような、とても気持ちの良いかつチムワサワサするライブでした。

 みんな引き込まれていきます。

 まずこの3人が気持ちよさそう…。

 アンコールがおこり、3人はもう1曲演奏してくださいました。最後は出たばかりの2枚目のアルバムにサインしてもらう人の列ができました。もちろん、僕も…。

 また沖縄でやることがあったら、是非来てほしい人たちです。

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2005.8.28sun

ふといつもの「あっちこっち板(お店の方向が書いてある板。正式名称がわからないけど、うちではこう呼んでいる)」をみると、その下にきれいなピンク色の花が咲いていたので、思わず写真を撮りました。

こういうのってちょっとしたミラクルですよね。

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2005.8.25thu

 こんばんは。mofgmona no zakkaにて、引き出物の注文をいただき梱包作業中の店主ごうです。

 zakkaのうつわはみんな手作りのうつわなので、注文してから1ヶ月ちょっとかかってしまいましたが、やっとお届けできそうです。知念さん、本当におめでとうございます。末永くお幸せに!

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2005.8.20sat

 今日から"椿の羽"の写真とキャンドルの展示が始まりました。
 ”光を撮る”椿の羽の写真は透明感があって、mofgmonaの空間をやさしく引き締めてくれているようです。夜になるとフォトグラフィックキャンドルが幻想的な灯りを灯してくれます。今日から9/3までmofgmonaは椿の羽世界に包まれます。

 しっとりした午後です。


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2005.8.17wed

 さて今日は、ウンケー(沖縄の旧盆で、先祖があの世からこの世に帰ってくる日。みんなでもてなすのです)。

 遠くからだんだん太鼓の音が近づいてきて、三線の甲高いメロディーが聞こえ始め、なんとなくそわそわした気分で待っていると、軽トラに道路工事用のばかに明るい照明を積み、スピーカーから爆音で沖縄の民謡を流しながら、宜野湾のエイサー隊が近づいてきた。mofgmonaのすぐ近くの交差点が彼らの道ジュネーのポイントの一つなのだ。僕らが、たまらず店から飛び出して、見物に行くとすでに近所の人々が集まって来ている。そして、踊り始めた。

力強く踊る。

 毎年これを見ると、なんか泣きそうになる。
 多分、…羨ましいんだろうな。

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2005.8.14sun

 大学時代の仲間とヤンバルの奥の奥までキャンプ行きました。みんな琉球大学海洋自然科学科の卒業生で、生物”おたく”の集まりでした。毎年、このメンバーでビーチで遊ぶとすごいことが起きます。去年は、夜中ビール飲んでたら、ウミガメの赤ちゃんたちが生まれてきて、海までよちよちと歩いて行くのを見送りました。

火を見つめる。

 …今年もすごかったです。

 でも言えません。

 多分、多くの人は「ひく」から…。

 (ひかない自信のある人だけ、メールください。写真送ります。)


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2005.8.8mon

 古宇利島に行ってきました。
 下の写真は朝日です。



 朝5時台のすごくきれいな海に飛び込む…。パンツ一丁で…(着替え持ってなかったけど、あまりにきれいな海だったもので…)。

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2005.8.7sun

 長いこと、mofgmona no zakkaの横に置いてあった廃材を燃やしました。

 おばあが自分のうちの庭の松の枝を燃やそうとしていたので、一緒に燃やすことにしました。

ファイヤーおばあ

 おばあは、ものすごい勢いで燃やしていきます。後ろの木に燃え移りそうで心配でした。しかも、良く見ると裸足です。「なんで?」と聞くと、倒れたら危ないからだそうです。火も煙もものすごい勢いです。僕は、できるだけ火が広がらないよう、火の周りを整理するのがやっとでした。
 とそこへ、奥さん(おばあの長男の奥さん。一緒に暮らしている)がやって来ました。そして、おばあにウチナーグチでめちゃくちゃ怒りました。なんて言ってるかさっぱりわからなかったけど、えらい剣幕でした(後で聞いたら、おばあは火を燃やしすぎて消防車まで来たことがあるらしい)。で、これから、僕が燃やしたかった廃材を燃やそうかというところで、焚き火終了。

 おばあは、奥さんが行ったあと、舌を出して僕に笑いかけました。「ちゅーばー」ってこういう人なのか?

ちょっとへこんだ?

 おばあはこの後、長いことここに座って、ありを潰していました…。

 仕方ないので、僕は廃材を車に積んで、うちまで持っていき、庭で燃やしました。

 以上。



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2005.7.31sun

CINEMA dub MONKSとわかたにさんのライブがついに、カワラヤで行なわれました。
お客さんもたくさん集まり、ライブもすばらしいものになりました。

演奏直後のCdM

縁側に座る人が多かったな

ひょうたんは七輪焼きの出店



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2005.7.24sun

 本当に好きな器は売れるとやっぱりさみしい。

 そして、お客さんはそういう僕の気持ちを見透かしてそういう器から買っていく(気がする)。
 当たり前だけど、僕はそういうほんとに好きな器ばかりを集めようとしてしまう。
 mofgmona no zakkaをやってる限り続くジレンマ。

 いいのか。これで(でもほんとへこむんだよな)。


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2005.7.23sat

 mofgmona no zakkaの閉店時間になってから、また瓦家の手入れをしました。

 今夜は、れんぺー(琉大の院生)とウミヒコ(大学の後輩)が来て、作業を手伝ってくれました。外側の壁や柱をやはり荏油でひたすら磨く作業でした。

休憩中の二人。

 二人ともありがとう。なんか自分だけではできないこと(やろうと思えないこと)をいろんな人にちょっとづつ後押しされて、やってる気がする。多分、この瓦家にはそういう魅力があるのだろう。

 だいぶ、それらしくなってきました。
 来週末のCINEMA dub MONKSのライブを、今度こそここでやりたいと思います。

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 mofgmonaの営業が終わってから、meeting。

 バイトも交えて。なんというか、スタッフの良さに感動。この人たちがいてくれればmofgmonaはさらに良くなっていく。みんなほんとにmofgmonaに対して、お客さんに対して、真剣だ。この人たちが、できるだけ長く働いてくれるような、都合で働けなくなってもここでの思い出が大事なものになるようなmofgmonaでいるために、もっと自分ががんばろう。と、思わさせれた。

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2005.7.21thu

 今日は、大学時代の友人である金子が手伝いに来てくれたので、瓦家の改装工事を進めました。

 まず、長年の汚れがたまった部屋の中(壁、柱、床)をひたすらぞうきんがけです。きれいになって乾燥したら、柱と壁には荏油(えあぶら)を使い磨きまくって本来の艶と木目を活かしました。この荏油は100%植物性の自然素材で、木製のカトラリーにも使われるくらい安全なものです。僕は今回初めて荏油を使いましたが、さらさらした感じでのびが良く、使いやすかったです。布に少しつけてしっかり擦り込むと古い木材の木目が浮かび上がってきて、重みのある艶もでてきました。

純正荏油。大きいホームセンターに置いてあった。


 金子はちゅら海水族館で深海魚の飼育をやっています。彼もなぜかこういう古い家に魅かれる一人で、今は本部町のやはり古い瓦家に一人で住んでいます。


ひたすら荏油を磨りこむ。

 こういう作業って、後からみたらただ壁や柱がきれいなだけで、これが地道な人の手作業で出来上がったものだとは気づかれにくいところです。だから、この作業によって家がきれいになったという感動は、やった人じゃないとわからないんです。そういうのを友人と共有できるのはほんとに幸せだと思います。

この後、床をオイルステインで着色して、ワックスをかけるところまで今日はやりました。



トートーメーもぴかぴかです。



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2005.7.17

 今夜は、沖国大学の学生にしてmofgmonaの常連さん"白石くん"が遊びにきました。
 彼は。mofgmonaの女性スタッフに人気の男性客の一人です。誠実でカッコ良ければ、そりゃもてる…。

 シェイカーと遊んでいます。

 彼はこの間、討論会を主催しました。去年の夏に沖国大に落ちた米軍ヘリ問題についてです。彼のおもしろいところは、どんな政治的な団体にも属さず、ほんとに普通の大学生が恐怖と憤りから、沖縄と米軍のこと、それらと自分のことについて真剣にとても真剣に考えているところです。

 討論会には、いろんな意見を持った人たちが参加したそうです。東京の大学からも参加者がいました。一緒に討論する機会がなかなかないそういう参加者が集まったのは、きっと彼の人柄のなせるものだと感じます。当然、意見にまとまりはなく、分かり合えない部分があるまま、討論会は終わったようですが、今の大人、政治家や大学の先生でさえも、誰にもこれが正解だと示せるものは持っていないのが、今の状態だと思います。

 そこで、諦めずにどんな意見でも聞いてみよう、聞いて少しでも真理に近づきたいという彼の態度はとても誠実に感じます。

 だから、もてるんだよな。


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2005.7.17

 昨夜は、バーンスリー(インドの竹笛です)の寺原太郎さん、タブラ(太鼓)の若池さん、タンブーラー(弦楽器)の寺原百合子さんのライブがmofgmonaでありました(結局、赤瓦のおうちの補修は間に合いませんでした)。

 客足はそれほど多くはなかったけど、それが返って親密な空気を作り出して雰囲気の良いライブになりました。ライブ終了後は、ステージにお客さんやスタッフも一緒に集まって、それぞれに楽器を触らせてもらったり、プレーヤーのお話しを聞いたりしていました。

  リハーサル風景。

 僕は昔、インドを10日間あまりですが旅行したことがあります。僕は高校生で、それは初めての僕の家族の海外旅行でもありました。多くの観光客がそうであるようにやっぱりバーラナシーに行って、そしてインド商人に幾度となく騙されました。

 なかでも印象に残っているのが、ガンジス川の小さな手漕ぎボートのおっちゃんです。観光客を乗せてガンガーのほとりを案内するという商売をしているそのおっちゃんは、案内も終わりさて岸に戻るかというところで、ボートに乗る前に交渉した料金の4倍の値段を当たり前みたいに要求してきました。払わないとボートを岸につけないとまで言っていました。僕らは、ものすごく抵抗しました。が、結局払いました。いやかなり抵抗したんです。でもね。おっちゃんも必死でした。それがほんとに当たり前であるいう感じでまくし立てるんですね。インドイコール宗教の国と思ってた僕は、つたない英語で「あんたは神様信じてるのか!神様に誓って、あんたの言ってることは正しいのか!」と、言ったりしてみましたが、それで黙り込むおっちゃんがかわいそうにもなったりするんですね。正直、4倍の金額だったとしてもそれは僕ら日本人からみたら安い額でした。両親は、結局言われたとおりの額を払ってました。

 それからずっと考えていました。日本人の感覚で普通に考えると、ものを買うとかサービスが受けるといったときに、それには適正な値段があって、ものを買うひと、サービスを受けるひとによって値段が大きく異なるのは受け入れられない気がします。でも、インドでは日本人は普通にぼられ、それに対するやりすぎの交渉はなんだか妙に自己嫌悪に陥ってしまうのです。次にインドに行ったときにどうすれば良いのか、未だに結論は出ていません。

 そんな疑問をインドと長年深く関わっている今回のプレーヤーである3人に聞いてみました。

 そしたら、やっぱり結論は出せないみたいでした。でも、太郎さんが言っていたことが印象に残りました。

「自分の都合で決めたらええんちゃうかな。」

 自分の気分が良ければ、言われた額より多く払うこともあり、そうでなければきちんと交渉する。ちょっと「ああそうか」と思いました。ルールや適正なものばかりの中で生きている僕らは、価値観や生き方のバリエーションが少なすぎて、目の前にあるものの値段すら自分で決めることに慣れていないのだなと思いました。しかも、目の前にあるものの「自分値段」は、ほんとはそのときの自分の状態で変わるものなのに、自分の状態さえ良く見ずに外側に頼った「適正な値段」を探してしまう。インドに限らず、知らないバリエーションの人間たちに出会ったときは「何が適正か」より「自分はほんとはどうしたいのか」を見つめることが大事なのかなと思いました。

 でもね。太郎さんはこうも言ってました。

「ガイドブックに載ってるようなところには近づかない。」


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2005.7.8

今日のお客さん

 おそるおそる。


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2005.7.7

 今日は、山ひつじ舎さんの工房に行ってきました。

 焼かれるのを待つお皿たち。


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2005.7.4

 最近は、瓦屋根のおうちをどうするか考えるのに多くの時間と集中力を使っていますが、ふと気がつくともうすぐ3年経とうとしているmofgmonaもずいぶん痛んでいるところがでてきました。

 いくらmofgmona no zakkaだ、赤瓦の家だと言っても、やはりmofgmonaは僕らの基本です。こいつの手入れを怠っては、他にいいと思うもの作っても気持ちが落ち着きません。明日はmofgmonaのお休みつまりは僕のお休みだから、じーっと見つめて、どこを手入れしてほしいのかじっくりとmofgmonaの声を聞いてみたいと思います。


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2005.7.3

 北島角子さんが出ている沖縄芝居「トートーメー万歳」を観てきました。
 
ほんとおもしろかった。ウチナーグチがわからなくて、おばちゃんだらけなお客さんと笑いのタイミングがずれまくっていましたが…。

 帰りは恐る恐る楽屋までいってちゃんと北島さんに挨拶してきましたよ。笑顔で握手してくださいました。

 mofgmonaで一人芝居やってくれないかなと思っています。


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2005.7.3

こんばんは。

 今日は、いつもmofgmonaでのライブのPAをお願いしているタムケンと一緒に、mofgmona no zakkaの隣にある赤瓦のおうち(現在空家)の掃除と片付けをしました。

 
古い瓦家です。


 このおうちは、mofgmona no zakkaと同じ大家さんなのですが、もう相当に古いため近い将来取り壊しを余儀なくされているおうちです。確かに雨漏りやシロアリによってかなり痛んでいます。畳もところどころシロアリに喰われているので片付けようとしたら、その下の木の板も外見ではわかりにくいけど内部はウエハースみたいになっていて、普通に踏んだら思いっきりその床が抜け、落とし穴に引っ掛かったみたいな感じで床下に落ちてしまいました。

 なんでそんなとこを掃除&片付けしようとしているかというと、うーん、この家がどうも好きだからなんですね。沖縄の古いおうち。縁側も広くて、屋根の上には変わった顔したシーサーがいます。なんだかいつもこの家を眺めるたびに、取り壊しはもったいない、その前に何かこの家でできないかと思っていました。

 で、再来週に迫ってきたインドの笛”バーンスリー”を中心に行われるライブをこの家でできないだろうかと土壇場で考えているわけです(で、今回もPAをお願いしているタムケンはその巻き添えを食ったわけです)。インドのあの陶酔系の音と古い瓦家は、きっと相乗効果で気持ちの良い空間を作ってくれるではないかと僕は想像しているわけです。

 今回のライブを行なうプレーヤーのみなさんは遠くから当日に来るため、今、実際にこの家を見て意見をもらうことができません。でもメールでのやりとりでは、乗り気になっていただいているようです。

 歩くと抜ける床がどうにかなればやれるというのがPAタムケンの意見。mofgmonaのあとふたりのブレイン、桃恵とフナも、マイナス要因があってもここでやるのはおもしろそうという意見。

 というわけで急ピッチで、補修&片付け&掃除をやっちまいますか。ね、タムケン。だめか。

では。



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2005.7.2

 いつもお世話になっている”おばあ”が、今日は品定めにやってきました。

 おばあは、ナマケモノの大皿を購入。

 おばあ、いつもありがとう。



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2005.7.1

 
こんにちは。

 mofgmonaのごうです。夏。間違いなく。

 「打ち水」って知ってますか。暑いときに家の前の道や庭に水を撒いて気温を下げようというあれです。
 沖縄では打ち水をしているのをあまり(全然か)見たことがないです。mofgmona no zakkaでは、クーラーが弱いのであまり使っていません。なので、ときどき打ち水をするのですが、今日みたいにこうもお天道様がぎらぎらだとまさに「焼け石に水」で、撒いた途端に干上がっていき、あまり効果は感じません。沖縄では水不足の不安もあるし、内地のようにお風呂の水がたまっててそれを使える家庭も少ないだろうし、しかも「焼け石に水」じゃ、文化として適応的じゃないのもわかる気がします。自然の打ち水「スコール」もあるしね。

 でもさ、やりたくなっちゃうんだよね。気分の問題。…暑い日差しがあって、…そこに道だか庭があって、…手にはバケツ。……ドバジャー!!…ナイチャーの条件反射です。なんか涼しい気持ちになる。だからウチナンチュの皆様。…不思議そうな顔して見るのはやめてください。

では。


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2005.6.18


こんばんは。
mofgmonaのごうです。

雨。今年はすごい。土砂崩れはするは、道路は冠水するは、バブーシュは黴るは…。
さっき新聞を見たら、この4日間でいつもの梅雨時期の雨量を越えているそうです。ほんとによく降ります。mofgmona no zakkaの隣で鳴いているカエルたちも梅雨の最初は意気揚々でしたが、最近は、もう飽き飽きだけどまあ雨なんだから呼吸のついでくらいで鳴いておくかという感じのやる気のない鳴き声に変わってきました(と僕には聞こえます。雨音がうるさいだけかもしれません)。


  いつのまにか、mofgmona no zakkaにすみついてたかたつむり


でもね、やってきます。もうすぐです。もう少ししたら、ある日、朝目が覚めて、窓を開けると、太陽ぎんぎん夏真っ盛り!!!という日がやってきますよ。あの「ぐもぅあぁ〜!!!」っという暑さがやってきます。…あ、もう、なんか暑さにたいする覚悟ができてきた。よしよし。…来い!夏!!

…しかし、よく降るな。




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2005初夏  はじめに


 こんにちは。mofgmonaのごうです。

 mofgmonaも、もうすぐ3周年。つくれつくれと言われながら、なかなか手が出せないでいたホームページがやっとかたちになりつつあります。いや、まだこれが公開されるかどうかはわかりません。ゼロからのホームページ作りは、一進一退です。三歩歩いて三歩下がることもしばしばです。しかも仕事の合い間にやってるのでほんとにいつ公開させるかわかりません。

 そんなわけで、僕は今、誰も見ることはないかもしれない文章をパソコンに向かって打っています。まあ、公開したからといって誰かが見てくれるとは限りませんよね。でも、そんな感じでいいやと思っています。誰かに見られなくてもいいやと。ああ、実家の両親は喜ぶかもな。たまには息子の文章でもみておいてください。

 もともと、mofgmonaで記帳してくれたお客さんあてにe-mailの配信サービスを行ってました。、今現在もmofgmonaの情報とともに意味のないメールを配信しています。ただ、だんだん登録数が増えるにつれ、不安な気持ちになってきました。「楽しいメールありがとう」なんてうれしいこと言ってくださる方ももちろんいるんですが、この意味のないメールはもしかすると多くの人にとって迷惑なんじゃないかといつも心配しながら送信ボタンを押してました。その点、ホームページ上の日誌なら、見たくない人はまず見ることないですよね。これで安心して意味のない文章打てそうです。

 でも、メール配信のほうも、相も変わらず意味のないメールも送信していこうと思います。迷惑かもしれませんがそういう店なので…。ここには、それ以外の文を気軽に打っていこうと思っています。

ではでは。
…つれづれ。文や写真。